【京都・河原町】となりのおばんざい屋さん:おうちごはんここら屋 先斗町はなれ

【京都・河原町】となりのおばんざい屋さん:おうちごはんここら屋 先斗町はなれ

訪問日 2021.02.23

▷おうちごはん ここら屋

京都といえばおばんざい。おばんざいの食べられるいい感じの小料理屋さんに行きたい!

そんな欲求をまるまる叶えてくれる、ここら屋さん。京都を楽しんだ締めくくりにぴったりのお店。

お店の雰囲気

「ここら」とは「このへん」「このあたり」という意味で、「ご近所さん」を指して命名されたそう。気心の知れたご近所さんの家みたいにご飯を食べられるお店。めっちゃくちゃいいコンセプト。

厨房をL字に囲むカウンター席からは、おいしいごはんを作っているところが見えちゃう。
瀬戸写真撮影も快諾してくださって、いろいろ話しかけてくれて、あったかうれしい。
岡女将さんのあったかい接客とサービスに癒され、大将の強面なイメージからの優しい笑顔とおもてなし精神に心射止められちゃった。

注文したもの

つきだし くもこの生麩


くもこってナニ??とはてなを浮かべたわたしたちに、女将さんが鯛の白子だと教えてくれる。生麩で巻かれた白子にあおさのタレがかかって、食欲をブーストさせる力あり。

たらの南蛮漬け 690円


お箸でとると崩れちゃうほどやわらかい身に、すっぱすぎない味付け。これはお酒に合う・・・!ビール飲んでたけど、早々に日本酒へ切り替え。


京都の斉藤酒造さんから、「美人姉妹」というお酒。ややあっさり目の、日本酒らしいお味。なんとここら屋さんの限定だそう。
こちらの斎藤酒造さん、柚子や梅の果実酒も販売されておられる。こっちもおいしそうだなあ。

二色生麩の田楽 690円


生麩大好きで、メニューにあったら絶対頼んじゃうわたし。焼き加減がいい塩梅。よもぎと柚子の組み合わせがぴったり。お味噌はなんだかデミグラスソースみたいな味。不思議とおいしい。

刺身盛り合わせ 3種 1690円


・愛媛 鯛昆布〆
・勝浦 本まぐろ
・長崎 寒ぶり
昆布締めと聞いたら頼まないわけにはいかないでしょう。ぶりは軽くあぶってあって、これまたお酒に合う味。細やかな工夫がされてるのたまんない。鯛も香りがとても良くて、食がすすむ。また昆布締め後の昆布を揚げて添えてくれてるのも素敵。昆布もおいしくいただきました。お刺身がおいしいお店はすてきなおみせ。

ぶり大根 790円


出汁がしみた大根とぶり、たまんない。一見家庭料理っぽいけど、柚子の風味が小料理屋さんの風格を醸し出してる。

ばい貝のうま煮 690円


小料理屋さんといえば、ばい貝。ぐいっと取り出して、食べて、お酒を飲むのが合う。突き出しから思ってたけど、日本酒を飲むためにあるご飯なんじゃないだろうか。お酒が進む。

なめろう 690円


生姜の味が強めのなめろう、これは完全にアテ。どんどん頼んじゃう。

京風う巻 990円


あなごとうなぎに惹かれがち。ふわふわしっかり出汁のとられたたまごに、うなぎがぴたっとハマる。思い出しただけでも涎もの!

じゃこ山椒ごはん 590円


おなかいっぱいだけどどうする?2人で分けたらいける?と頼んだごはん。やっぱりおいしい。

京都の割烹をお手軽に楽しめる。


改めて見ると、こんなに食べたの!?と我ながらびっくりしてしまう。
日本酒をお供に、どれを頼んでもおいしいから、ついつい食べ過ぎ飲み過ぎになってしまう。女将さんがまたおすすめ上手。全部気になってしまう。お酒の種類は多いとはいえないけれど、こんな感じのお酒がいい!とお願いすると、合うお酒をピックアップしてくれるのも嬉しい。
岡えっそれ絶対おいしいやん〜〜!じゃあそれで!なんてやりとり多発、危険です。

京都にいくつか店舗があって、コンセプトの違うお店もあるみたい。京都での定番店になっちゃいそうな予感!

店舗情報

店舗名ここら屋 先斗町はなれ公式サイト / インスタグラム
営業時間17:00-23:00(LO22:00)
定休日不定休
電話番号075-255-3688
駐車場なし
席数16席
喫煙不可
カードJCB、AMEX、Diners
飲み物ビール、日本酒
予約
住所京都府京都市中京区材木町184

※掲載情報は記事執筆当時のものです。公式サイトやインスタグラム、訪問時の情報を基に記載しています。詳細は店舗にお問い合わせください。
※記事に関してのご連絡はお問い合わせよりお願いいたします。

ここら屋 先斗町店 はなれ和食(その他) / 三条駅三条京阪駅京都市役所前駅

夜総合点★★★★ 4.5

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