【神戸・北野坂】三宮駅から徒歩１５分の異国、北野エリアを歩いてみた。その①

▷食べ物多めの北野エリア街歩き　その①（ざっくり三宮の方）

おいしいお店はもちろんだけど、街だって面白いところがたくさんある神戸。
今回は三宮駅から北へ１５分ほど歩いた街、観光地として人気の高い北野エリア。もちろん食べ物屋さんを中心に、おめあてのお店を巡りながら歩いてみました。

歩いたルート

まずはモーニングから?

10:30　▷ダイニング　ソシアル　めざせおしゃれモーニング。

見出し詐欺です、ごめんなさい。
行きたかったおしゃれカフェのモーニングを狙っていったら、いく時間がおそすぎて店の前の看板に「10:30ラストオーダー」の文字が！
食べログはモーニング11時までだったから油断してたら、公式インスタにはばっちり、LO10:30と記載あり。やっぱり公式の情報を見なきゃいけないな〜。反省。
ということで、気を取り直して向かいにあったにしむら珈琲さんへ。

10:40　▷にしむら珈琲北野坂店　気を取り直してモーニング!

北野坂エリアの雰囲気にぴったりな、蔦の絡まる洋館。
店内もお金持ちのマダム気分にさせてくれる。自分ちがこんな家で、こんなモーニングを食べられたらいいのに！

11:30　▷スタバ〜ラインの館　いざ異人館街へ

北野町に異人館街が誕生した理由は、開港後の来日外国人の増加による居留地の用地不足にあった。諸外国との条約上、居留地を広げることは治外法権区域の拡大を意味するため、明治政府は、東は生田川、西は宇治川の範囲を限って日本人との雑居を認め、居留地から山手に延びる南北道の整備を行った。（中略）異人館の建築については、形はほぼ「コロニアルスタイル」と呼ばれる様式に集中しており、神戸の異人館では、ベランダ、下見板張りペンキ塗りの外壁、ベイウィンドウ（張り出し窓）、よろい戸、赤レンガ化粧積み煙突などが特徴となっている。

引用元：神戸北野異人館街さま

煉瓦造りの町並みを歩きながら、写真撮影。絵になる絵になる。こんなところで生まれ育ったり生活してた人がいるなんて。うらやましい。
今わたしが思うのは「素敵なところだな、いいな〜」だけど、住むところを制限されてできた街だと思うと複雑。

もはや観光名所なスタバ

とはいえ、いかにも外国な雰囲気ある街並みは、歩くだけでも楽しい。こちらは観光客にも人気のスタバ。中の家具も異人館風のインテリアで、写真映えもする。

おしゃれな美術館？

洋館街だとおもっていたら、向かいに美術館のようないでたちの、前衛的な建物が！勇気がなくて入れなかったけど、こちらは「The＋CASA 神戸北野坂」というおしゃれな家具屋さんのよう。なんと、この右側の顔、椅子です、ちなみに買えます。お値段もかなり高級品で二度びっくり。だれか買って家に置いてある写真撮って欲しい。

スタバから少し上にあがると、もう雰囲気は外国。とはいえこの時期だから人通りは少なめ。緊急事態宣言中はおやすみの施設も多いみたい。

観光用に新神戸〜三宮・元町エリアを周遊するシティループバスは、この街にぴったりのデザイン。イギリスみたい??

ラインの館

そして最初の異人館へ到着！こちらは内部を無料公開されている「ラインの館」。ここから歩き始める人も多いのか、異人館めぐりはここからスタート。という看板まである。こちらは神戸の紹介や、街並みを見下ろせるベランダ、お土産屋さんなんかもあって、調度品やインテリアを以外にも観光地らしい楽しみ方ができる。

全部屋に暖炉と出窓があったり、ピアノがあったり。部屋数も多いし、外観にもこだわっているし広めのお庭もあるし、裕福なおうちだったんだろうな〜。

12:00　▷greenery　寒すぎたのでちょっとお茶でも

2月の寒空、さすがに動き回ってたら寒くなってきた。どこかでカフェでも…と思っていたら見つけたのがこちらのお店。スムージーとヴィーガンスコーンのお店だそう、おしゃれかわいい＆おいしそう！焼き菓子やファッション小物もあって、店内もこだわりが見える。

スムージーも映えるけど、さすがに寒いので断念。シナモンとりんごのジュースをいただきます。

スムージーはyoutubeにプロモーションムービーを載せてらっしゃるので、こちらも見て欲しい。手際良く作られていくスムージーは圧巻です。他のもいろいろ頼んだら、お店の紹介も書きたいな〜。すてきなところでした！

注文したのはりんごジュース。シナモンスティック１本まるまる入れてくれてて、生姜とシナモンのスパイスがダブルで効いてすっごく温まる。

12:20　▷デンマーク館　外だけぐるり

路地もかわいくて、街並みを見ながら歩くだけでも十分楽しい。greeneryさんを北へ上がっていくと、オランダ館、そしてデンマーク館なる建物が。

デンマークのバイキングミュージアムやアンデルセンミュージアムの協力のもと、北欧デンマークの歴史や文化を紹介しているテーマ館です。 2分の1サイズのバイキング船のレプリカの展示や、童話作家アンデルセンの書斎も再現されており、愛用品などが展示されています。

引用元：神戸北野異人館街さま

面白そうなのに、休館中で中には入れず、残念。こちらのデンマーク館ではテラス席や売店もあるみたい。

次は飲める時に来たい！暖簾越しでもわかる、ここでお酒のんだらたのしい。

12:30　▷風見鶏の館、萌黄の館、北野天満宮　メインの広場周辺

広場

観光名所やお店の連なる筋のいちばんうえ、わたしが勝手にメイン広場だとおもっているこちら。異人館「萌黄の館」「風見鶏の館」、「北野天満宮」に囲まれている場所。

まもなく春節祭で飾られている提灯。いろんな文化が共存しているの面白い。

風見鶏の館

広場の北側には風見鶏の館。

鮮やかなレンガの建物で、他の建物ともちがう雰囲気。二階部分は木造で、ここは近隣の異人館と同じ作り。組み合わせかたが面白い。

屋根の上の風見鶏。風見鶏の館と呼ばれる由縁であり、街のシンボルにもなっている。

萌黄の館

広場の西側にはもう一つ異人館「萌黄の館」が建っている。ラインの館にて売店の店員さんに、「女性が好きそうな建物があってね！」とたくさんおすすめされたこちら。淡いグリーンは確かに受けが良さそう。二人であ〜〜。と納得して周辺を覗く。

コロニアル様式と呼ばれる洋式で、主要国が植民地または占領地に故国の建築様式またはインテリア・スタイルを残した様式を指すんだそう。ポーチ（建物から突き出した部分）や大きな窓やベランダがあることが特徴で、いかにも洋館という作りにみえる。Wikipediaより。1944年に神戸電鉄の社長が買い取り居住していた頃は白い異人館、と呼ばれていたようだけど、修理に伴い半解体したところ、建設当時は萌葱色だったことが判明して、今の色になったとか。過去の姿が解き明かされるの、ロマンある。

入り口横に陣取るおじさん。

神戸北野天満神社

広場の北東にそびえるのは学問の神様、北野天満神社。鳥居の中へ続く階段はけっこう段数があって、今回は断念。でも元気がある人は登って欲しい。上からの眺め、◎です。あと、公式インスタも見てほしい。写真が季節のお花と神社内の景色を組み合わせていて、クオリティ高くて好き。

13:00　▷近藤亭きっしゅや　北野のおみやげタイム。

先日ワインバーnofasaさんにお邪魔したときに食べたキッシュが忘れられなくて、お店まで買いに行ってきた。夜にはイートインで食べて飲めるみたいなんだけれど、この時間はテイクアウトのみ。残念。

左側、生ハムのキッシュは594円、右側、牛肉の赤ワイン煮は648円でした。いずれも税込。２個しか買えなかったのは、訪れたタイミングと焼き上がり時間とが合わなくって、数が少なかったから。残念ー！ただ買えたこの２つ、中身とろとろのおいしいキッシュでした。牛肉のキッシュはすき焼きみたいだった。ワイン飲みたーい！?

13:20　▷サ・マーシュ （Ca marche）　ハード系パンの楽園にもおじゃま。

壁面にところせましと並ぶパン。ハード系が好きなわたし、大歓喜。並べられたパンを店員さんにとってもらうスタイルなんだけど、みなさん丁寧に接客してくださって、いろいろ教えてもらえるのも嬉しい。

お店の外には買ったパンを食べられるスペースも！季節がよくなったら、ここでパンを食べるのもいいなあ。

13:50　▷ベトナムごはん comcoka　遅めのランチはベトナム気分。

お土産も買ったし、再び観光でもしようかと道を歩いていたらいい感じのご飯屋さん。これはいくしかない。遅めの時間だったけど、ランチはラストオーダーが14時半！ちょうど良くてラッキー✳︎

モーニングをしっかり食べたにもかかわらず、二人でしっかり定食を平らげる。辛さもそこまでなく、お店の雰囲気も異国の雰囲気いっぱい。お腹もついでにかなーりいっぱいになりました。

お昼も食べてお腹いっぱいになったところで、次の目的地へ。と言いたいところだけど、載せたいところが多すぎて長文になりすぎちゃったので、続きます！
モーニング・ランチだけでもこんなにいろいろ巡れる北野エリア、たのしいし移動もしやすくって、1日遊べちゃう。

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